コーヒー豆を輸入したときの関税と利益
焙煎したコーヒー豆は食品なので、関税のほかに、輸入消費税が軽減税率(8%)になります。簡易税率より一般税率の方が安いという珍しい品目です。
関税率の目安
| 関税率の目安(一般税率) | 12% |
|---|---|
| 同じ仲間の品目の税率の幅 | 12% |
| HSコード(目安) | 0901.21 |
| 簡易税率(課税価格20万円以下) | 15%(コーヒー・茶・なめした毛皮など) |
| 1万円以下の免税 | 課税価格の合計が1万円以下なら、原則として免税 |
| 輸入消費税 | 8%(食品の軽減税率。2027年4月〜2029年3月の申告は1%の予定) |
簡易税率(15%)より一般税率(12%)の方が安いので、「一般税率で計算」も比べてください。生豆は無税です。食品を販売目的で輸入するときは、検疫所への食品等輸入届出が必要です。
計算例:手元にいくら残るか
例:コーヒー豆(焙煎)を20袋、全部で300ドルで仕入れ、1袋4,980円で売る場合(1ドル=155円、消費税の免税事業者として計算)。
輸入にかかるお金
| 商品代金(300ドル×155円) | 46,500円 |
|---|---|
| 国際送料 | 8,000円 |
| 関税(一般税率12%) | 6,400円 |
| 輸入消費税(8%) | 4,700円 |
| 原価の合計 | 65,600円 |
1袋あたりの利益
| 1袋あたりの原価 | 3,280円 |
|---|---|
| 販売価格 | 4,980円 |
| 販売手数料(10%) | −498円 |
| 国内の送料 | −400円 |
| 1袋あたりの利益 | 802円 |
| 利益率 | 16.1% |
| 損益分岐点(これより安く売ると赤字) | 4,089円 |
利益率25%を守れる仕入れ値の上限は、全部で約251ドル(1袋あたり約12.5ドル)です。